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Acronis True Image
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Acronis True ImagePC のデータのバックアップ・復元ソフトウェアー Acronis True Image の使い方を示します.PCのデータやシステム全体をバックアップし,必要なときに復元することが可能になります.定期バックアップが可能で,便利です.
目次Acronis True Image とは概要とメリットAcronis True Image 2026 は,Windows 向けのオールインワンなバックアップ&復元ソリューションです.システム全体のイメージバックアップ,ファイル単位のバックアップ,クラウド保存やブータブルメディア作成までを一貫して提供します. 主なメリットは,重要データやシステムの迅速な復旧によるダウンタイム最小化,ランサムウェア等の脅威からの保護,自動スケジュールと増分バックアップによるストレージ効率の向上,そして復元や移行作業の簡素化です. 具体的にできることAcronis True Image 2026 で提供される主な機能は以下の通りです.
購入とインストールAcronis True Image は公式サイトでプランを購入するか,試用版を選んで入手します.Windows 版は Acronis の Web サイトからセットアップファイルをダウンロードし,インストーラーを実行してインストールします.Acronis True Image 2026 の Windows 版は Windows 11 と Windows 10(64-bit) が対象で,32-bit 版 Windows にはインストールできません.
インストール後は Acronis True Image を起動し,アカウントまたはライセンスの状態を確認します.初回起動時には,バックアップ先や保護機能などの初期設定を求められることがあります.画面の指示に従って設定を完了させます. 具体的な使い方ここでは,Acronis True Image の具体的な使い方について説明します.筆者のメモです.すべての機能については,次節のガイドを参照してください. バックアップ設定Acronis True Image でコンピューター全体をバックアップするには,以下の手順を行います.
Acronis Cloud にバックアップする場合,初回はすべてのデータを転送するため時間がかかることがあります.2 回目以降は変更分を中心に転送されるため,通常は短時間で完了します. オプション定期的なバックアップの設定を行います.図11に,設定例(私の設定)を示します.その内容は,週単位で毎週土曜日の 5:00 にバックアップを実行し,必要に応じてスリープまたは休止状態のコンピューターを起動し,バックアップ中はスリープまたは休止状態にしない設定です.また,予定時刻に実行されなかった場合は,システム起動後 60 分後に実行するようにしています. また,図12にバックアップスキームの設定を示します.この例では,バックアップスキームをカスタムスキームにし,バックアップの種類を差分にしています.最初に完全バックアップを作成した後は差分バックアップを作成し,差分バージョンが 4 個作成されるたびに新しい完全バックアップを作成します.古いバージョンのクリーンアップでは,最近のバージョンチェーンを 1 つ保持する設定にしています. ガイドAcronis True Image の基本的な使い方は,バックアップの作成,保護機能の利用,アーカイブの管理,ファイルの同期,ツールの活用,アカウント管理,設定のカスタマイズなどがあります.以下に各機能の概要と操作方法を示します. バックアップ図13 のバックアップでは,コンピューター全体,ディスクまたはパーティション,特定のファイルやフォルダーを対象にできます.保存先には Acronis Cloud,外付けドライブ,NAS,または任意のフォルダーを指定できます.スケジュール,バックアップ方式,除外項目,暗号化,検証なども設定できます.利用できる保存先や設定項目は,ライセンスと利用環境によって異なります. バックアップを作成または確認するには,以下の手順を行います.
バックアップ一覧では,作成済みのバックアップの状態,実行履歴,レプリカ,復元操作を確認できます.Acronis Cloud に保存する場合は,初回の転送に時間がかかることがあります.仮想ディスクやクラウド同期フォルダーを対象にする場合は,対象データがローカルに存在するかを確認してから設定します. 保護図14 の保護機能では,ランサムウェア対策,リアルタイム保護,Web フィルタリング,ウイルススキャン,脆弱性評価などを確認できます.これらはバックグラウンドで動作し,ファイル,Acronis True Image のプログラム,バックアップ,MBR などを保護します.利用できる機能は,ライセンスとインストール済みコンポーネントによって異なります. 保護機能を確認または設定するには,以下の手順を行います.
保護機能は Acronis True Image の画面から有効または無効にします.タスクマネージャーなど外部のツールから手動で停止する操作は想定されていません. アーカイブ図15 のアーカイブは,大きなファイルやあまり使わないファイルを Acronis Cloud,NAS,外付けドライブ,USB メモリーなどへ移動し,ローカルディスクの空き容量を増やす機能です.バックアップは元のファイルを残して保護する機能ですが,アーカイブは移動後に元の場所のファイルを削除します.そのため,頻繁に使うファイルではなく,保管用のデータに使います. データをアーカイブするには,以下の手順を行います.
アーカイブしたファイルは,エクスプローラーの や Acronis Cloud から参照できます.暗号化パスワードを設定した場合,パスワードは復元できないため,必ず控えておきます. 同期図16 の同期は,複数の PC のフォルダー間,または PC と Acronis Cloud の間で,同じファイルを使えるようにする機能です.Acronis Cloud を含める同期では,ファイルの過去バージョンを保持でき,誤って変更したファイルを以前の版へ戻せる場合があります.Acronis Cloud を使う場合は,Acronis アカウントと Cloud Storage のサブスクリプションが必要です. 同期を作成するには,以下の手順を行います.
同期できるのは通常のファイルやフォルダーです.ディスクやパーティション,システムファイル,隠しファイル,一時ファイル,レジストリー,メールソフトのデータベースなどは同期対象に適しません.同期を削除しても,同期済みファイル自体は各保存場所に残ります. ツール図17 のツールには,障害時の復旧やディスク管理に使う機能がまとめられています.代表的なものには,ブータブルメディアを作成する ,クラウドバックアップを安定してダウンロードする ,変更を試してから採用または破棄できる ,バックアップイメージを仮想ドライブとして参照するマウント機能,ディスク消去やシステムクリーンアップなどがあります.利用できるツールはエディションによって異なります. 復旧用のブータブルメディアを作成するには,以下の手順を行います.
ブータブルメディアは,Windows が起動しない場合のシステム復元に必要です.Acronis True Image を更新した後は,新しいメディアを作り直すことが推奨されています.ディスク消去系のツールは取り消しできないため,対象ディスクを十分に確認してから実行します. アカウント図18 のアカウント画面では,Acronis アカウントへのサインイン,ライセンスやサブスクリプションの確認,Acronis Cloud の利用状況などを確認します.Acronis アカウントは,製品登録,Acronis Cloud へのバックアップ,同期,アーカイブを利用する場合に必要です. Acronis アカウントを作成または利用するには,以下の手順を行います.
アカウントを削除すると,個人プロファイル,登録済み製品のライセンスキー,Acronis Cloud に保存したデータが失われます.削除は取り消せないため,通常はサインアウトやサブスクリプション管理で対応します. 設定図19 の設定では,Acronis True Image 全体の動作や,バックアップに関係する共通項目を変更します.マニュアルでは,ユーザーインターフェースの言語,バッテリー使用時のバックアップ制御,Acronis Cloud へバックアップするときに使う Wi-Fi ネットワーク,バックアップ設定のインポートとエクスポート,メール通知などが設定項目として説明されています. 主な設定は,以下のように確認します.
設定項目はインストールしたコンポーネントやライセンスによって表示が変わることがあります.バックアップごとの詳細設定は,各バックアップタスクの から変更します. ページ作成情報 |