実際の数値計算は、 であるような2点 から出発する。 そして、区間を2分する点に対して、を計算を行う。 ならばをと置き換え、 ならばをと置き 換える。絶えず、区間の間に解があるようにするのである。この操作 を繰り返して、区間の幅が与えられた値 よりも小さく なったならば、計算を終了する。解へ収束は収束率1/2の一次収束とである。
実際にこの方法で式(2)を計算した結果を図 2に示す。この図より、との関係の式 (7)を満たす区間が1/2ずつ縮小していく様子がわかる。 この方法の長所と短所は、以下の通りである。