図において、例えばとをそれぞれ5[V](A 点)、0.42[V](B 点)と定めた場合、 A, Bよりそれぞれ上下、左右に直線を引くと、-特性のa点が交点となる。ま た、線分Baを逆に延長し、-特性のうちA点に選んだ=-5[V]をパラメーター とする曲線との交点bを定める。このb点で垂線を立てると、-特性の =-5[V]をパラメーターとする曲線との交点cが求められる。また、c点を通る水平線 は最初に描いた線分Aaと交点dで交わる。このd点は前に線分bcを描いたときに軸と 垂直に交わった点D(=-20[mA])をパラメーターとした-特性曲線上にある。 すなわち、a, b, c, d点が=-5[V], =-0.42[V]における特性点ということにな る。
測定した特性曲線より、=-1[V], =-0.42[V]における特性点を求めよ。また、 得られた-特性より、電流増幅率 を求めよ。た だし、 , は、それぞれ, の変化分である。