電気磁気学特論 (マクスウェルの方程式)
電磁気学の基礎的な講義です.まずはベクトル解析を生びます.そして,静電場からマクスウェルの方程式まで進みます.
対象 |
生産システム工学専攻 第1学年(2006年度) |
教科書 |
「電磁気学の考え方」, 砂川重信, 岩波書店, ISBN 4-00-007892-5. |
授業概要 |
シラバス(pdf)を参照してください。 |
講義
ベクトル解析
電磁気学で対象とする量はベクトルになっているものが多い.電場や磁場はベクトル場となっており,それらはベクトル解析の計算手法を用いると,式がすっきりして分かりやすい.諸君は4年生の時にベクトル解析を学習している.いよいよ,それを本格的に応用する場面になった.しかし,ベクトル解析の学習内容を忘れている者も多くいる---と推測できる.そこで,最初の5回の講義では,ベクトル解析の復習を行う.少し進んだ内容も含まれるが,計算手法の多くはすでに学習したものである.
電磁気学
教科書に沿って電磁気学の講義を行う.教科書とプリントでは異なる説明をしている部分もあるが,どちらも正しいはずである.同じことを別の見方をしただけである.諸君が応用力を身につけるためには,教科書とプリントの両方を読み,一つの問題を多くの視点で考えるという態度で臨まなくてはならない.
前期末試験
試験対策
試験
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