プログラムポストプロセッサー
ポストプロセッサーについて,説明します.
目次
概要
Solverで計算された結果をグラフィック表示します。以下のような、表示が可能とします。
- 計算している問題の形状
- メッシュの形状
- 電磁場の様子
- スカラーポテンシャル
- ベクトルポテンシャル
- 電場
- 磁場
入力ファイル
Post Processorが受け取るファイルについて、ここで決めておく。全てのファイルに共通する文法は、以下の通りとする。
- #があると、それ以降はコメントとなりポストプロセッサーは無視する。ただし、有効範囲はその行内のみ。
- データのブロックは、
$ブロックキーワード
データの並び
$end
のようにそのデータの内容を示すキーワードで囲まれる。
- 複数のデータがあるときには、タブで区切る。
- データブロック内のキーワードに対応したデータがあるときには、=で示す。
定常状態解析
Static Electric Field Solver と Static Magnetic Field Solver、Eigenmode Solver からPost Processorが受け取る入力ファイルの文法は以下の通りとする。
以下のキーワードが用意されている。問題に応じて、それぞれのソルバーは計算結果
のファイルを作成する。
- $global (解析全般に関係するデータ)
- analysis_type (解析タイプ)
- static_electric (静電場解析)
- static_magnetic (静磁場解析)
- eignemode (共振モード解析)
- eigen_value (固有値)
- field_data ()
- result_number (結果番号)
- point (節点番号)
- Ar (ベクトルポテンシャル Ar)
- At (ベクトルポテンシャル Aθ)
- Az (ベクトルポテンシャル Az)
- P (スカラーポテンシャル φ)
- Er (電場 Er)
- Et (電場 Eθ)
- Ez (電場 Ez)
- Hr (磁場 Hr)
- Ht (磁場 Hθ)
- Hz (磁場 Hz)
- $field_map (計算された場のデータ)
時間領域解析
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