ファイルサーバーLS-300GL
自宅のファイルサーバーの運用メモです.
目次
LinkStation LS-300GL LAN
自宅の様々なファイルの保管,主にバックアップのために,バッファローの「LinkStation LS-300G LAN」を使っています.300GBと容量はそれほど多くありませんが,通常使う分には十分です.
Linuxでマウント
普通の samba なのでマウントは簡単です.マウントポイントを作り,マウントするだけです.
# cd /mnt
# mkdir LinkStation
# chmod 777 LinkStation/
# smbmount //192.168.1.70/share LinkStation/
Password:
電源修理
長年使ってきた「LinkStation LS-300GL LAN」が故障したようだ.電源を入れたときに,ERRORのランプが「– – – – – – — – – – – – – —」(短い6回の点滅と長い1回の点滅)と繰り返し点滅した.どうも,電源回路の故障のようです.中をあけて電源基板を見たところ,電解コンデンサーC11が膨らんでいます.明らかにこのコンデンサーは問題です.
他の電解コンデンサーもいつかはダメになるでしょう.そのため,電源の基板に搭載されている全ての電解コンデンサーを交換します.以下の表の通り,交換しました.C11のみ耐電圧が元々ついていたものと異なりますが,耐電圧が高いものに交換されるので問題ないでしょう.
電源基板のコンデンサー
コンデンサー |
元々ついていたもの |
交換後 |
C2, C3 |
47μF 200V 105°C |
47μF 200V 105°C |
C10 |
820μF 25V 105°C |
820μF 25V 105°C |
C11 |
1800μF 10V 105°C |
1800μF 16V 105°C |
C12 |
100μF 25V 105°C |
100μF 25V 105°C |
C13 |
220μF 10V 105°C |
220μF 10V 105°C |
C14 |
1μF 50V 105°C |
1μF 50V 105°C |
コンデンサーの交換は,結構大変でした.半田がなかなか溶けないし,パターンははがれたりしました.基板は汚くなりましたが,接続は問題ないでしょう.
交換後,LinkStationは復活しました.
ページ作成情報
参考資料
更新履歴
2012年 |
ページの新規作成 |
2013年11月 |
電源修理の説明追加 |
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