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LS-WH2.0
TGL/R1 |
NASLS-WH2.0TGL/R1ハードディスクの取り付けから設定までBUFFALO の NAS LS-WH2.0TGL/R1 のハードディスク無しをネットオークションで購入しました.別途,ハードディスクを購入し,NAS として再生した時のメモです. 目次はじめに現在 PC は安価なので,それが壊れても大きな痛手にはならない.しかし,PCのデータが失われれると,復旧は不可能で,とてもその損失は計り知れない.したがって,定期的なデータのバックアップはとても大事なことです. ハードウェアーNASとハードディスクの入手データのバックアップ用に,BUFFALO の NAS LS-WH2.0TGL/R1 をオークションで入手しました.ハードディスク無しで,3100円でした.そこで,ハードディスク「WESTERNDIGITAL 社の WD20EZRX (Green 2TB 3.5inch SATA3.0)」を二台,購入しました.Amazon で 8900[円/台]×2[台]=17800円でした. ハードディスクの組み込みハードディスクの組み込みは,全く難しところはありません.短時間で組み込むことができます.
ソフトウェアーのインストールハードディスクを取り付けただけでは,LS-WH2.0TGL/R1 (NAS) は動作しません.ソフトウェアーのインストールが必要です.「Linkstation LS-W1.0TGL/R1 1TB*2台に換装 RAID1」を参考にし,以下のようにしてインストールしました. ユーティリティのインストール有ると便利なので,NAS Navigator2 をインストールします. ファイルの作成LS-WH2.0TGL/R1 が読み込むファイルは,「uImage.buffalo」と「initrd.buffalo」です.これらは,以下のようにして作成します.
以上のようにして,LS-WH2.0TGL/R1 のシステムに必要な「uImage.buffalo」と「initrd.buffalo」が得られます. FTPサーバーの準備LS-WH2.0TGL/R1 のファームウェアーは,FTPサーバーから読み取られます.linux の FTP サーバーでは動作しなかったので(設定の問題),Windows の FTP サーバーを使いました.具体的な準備は以下の通りです.
以上で,LS-WH2.0TGL/R1 が最初に読み込む FTPサーバーの設定は完了です.
システムファイルの転送FTP サーバーの準備ができたら,LS-WH2.0TGL/R1 を起動し,システムファイルをインストールします.手順は以下の通り.
初期設定システムのインストールが完了したら,ハードディスクのフォーマットと設定を行います.
ネットワークへの接続PC と LS-WH2.0TGL/R1 の IP アドレスを正式な値に設定します.そして,クロスケーブルを取り外し,ネットワークに接続します.念のため,再起動すると良いでしょう. 設定アクセス制限付きディレクトリーアクセス付きのディレクトリーを設定し,Windows/Linux でネットワークドライブ/ネットワークファイルとして使います. Link Station の設定アクセス権付きディレクトリーを使うためには,LinkStation のユーザーとフォルダーを設定します.
Windwos ネットワークドライブコンピューター → ネットワークドライブを選択します.そして,「ログオン時に再接続する(R)」をチェックし,[参照(B)…]を押します.そして,現れたネットワークフォルダーの中から LinkStation のフォルダーを選択します.そして,[OK]ボタンを押します. 以上で接続ができます. Linux でマウントLinux のマウントは少し面倒です.LS-WHGL/R1 の内部では,Linux の samba が動作してます.それをマウントします. 以下の例は,私の Linux (ubuntu 14.04)で設定例です.まずは,以下のコマンドで,マウントポイントを作成します. $ cd /mnt $ sudo mkdir NAS2T_MY マウントポイントを作る $ sudo chmod 777 NAS2T_MY/ アクセス権限の変更 $ sudo chown yamamoto NAS2T_MY/ 所有者の変更 $ sudo chgrp yamamoto NAS2T_MY/ グループの変更 次に,以下のコマンドでマウントができるか/否かのを調べます. $ cd /mnt $ sudo mount -t cifs //192.168.1.71/NAS2T_MY NAS2T_MY/ -o user=yamamoto [sudo] password for yamamoto: パスワードをタイプする Password for yamamoto@//192.168.1.71/NAS2T_MY: パスワードをタイプ いつも,手動でマウントすのは面倒です.そこで,起動時に自動的にマウントするために設定します.以下を「/etc/fstab」に追記します. //192.168.1.71/NAS2T_MY /mnt/NAS2T_MY/ cifs uid=yamamoto,gid=yamamoto,username=yamamoto,password=パスワード,rw 0 0 この設定を反映指させるために,以下のコマンドを実行します. $ sudo mount -a アンマウントする場合のコマンドは以下の通りです. $ sudo umount NAS2T_MY/ メンテナンス設定・状態の確認様々な設定や状態の確認は,BUFFALO の「NAS Navigator2」 (Windows 専用) かブラウザを使います.ブラウザの場合,サーバーの IP アドレスを直接打ち込むと,ログイン画面が現れます.デフォルトの設定では,ユーザー名は「admin」,パスワードは「password」です. ハードディスクの交換あるとき,NAS をみると赤ランプが点滅 ( — • • • — • • • — • • • )していました(図6).これは,エラーコード E13 で「RAIDアレイでエラー デグレードモードで動作」を表しています.RAID を構成している2個のハードディスクのひとつが壊れているようです.早急に交換が必要です.Windows にインストールした NAS Navigator2 の NAS にカーソルを合わせると「1番のRAIDアレイでエラーが発生しました」と表示されました.
早速,2Tバイトのハードディスク (WD20EFRX WD社 Red) を購入しました.前回は Green を購入し 1 年程度で故障しました.今度は Red です.電源を OFF にして,1番のハードディスクを交換します. HDD 交換後,ネットワークを接続後,電源を入れます.すると,自動的に RAID を修復します.その様子は,NAS Navigator2 で見ることができます.5分くらいで修復は完了します. その後のひと月後の 2016年7月のはじめに,二台目の WD20EZRX (Green 2TB 3.5inch SATA3.0) もエラーとなりました.一年持たず,二台の Green がエラーとなりました.そこで,WD20EFRX WD社 Red (2TB) に交換しました.これで,二台とも Red になりました.Red は「NAS システムに最適化されたハードディスクドライブ」とキャッチコピーがあるので,寿命が楽しみです. これらエラーの出たハードディスクは,サーバーでないデスクトップに使っています.特に問題なく使えています.Red の方は,2018年10月にデグレードモードが表示されました.修復して再使用をしています. ページ作成情報参考資料
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