Yamamoto's Laboratory
WEB server
ファイルサーバー
保守
 ドライブの
  クローン (ハード)
コンピューター 自宅サーバー 保守: ドライブのクローン(ハード)

保守ドライブのクローン(ハード)Mr. Clone を使う方法

AREA Mr.Clone を使いドライブのクローンを作成する方法を示します.

目次


はじめに

PCのディスクの容量不足のための換装やいざという時のために,使用しているPCのドライブのクローンを作成したいことがあります.このディスクのクローンを作成する方法を示します.クローンの作成には,ここでは AREA Mr.Clone を使います.

図1: AREA Mr.Clone

必要機材

ドライブのクローンを作成するために必要な機材は,以下の通りです.

ドライブのクローンを作成するための機材
機材 仕様
元 SSD クローン元のSSD.PCから取り外す.
新 SSD 元 SSD よりも容量が大きいこと.
クローン用装置 AREA Mr.Clone (オフラインクローン機能付き)

クローンの作成

ドライブのクローンの作成

  1. Mr. Clone の SATA1/コピー元の端子へコピー元 SSDを,SATS2/コピー先の端子にコピー先SSDを接続する.
  2. 電源を投入
  3. ボタン「クローンを行う」を押す.
  4. 進捗LEDが100% (全部消灯) に達したらクローン完了.
  5. 新SSDをPCに接続し、正常に起動することを確認.

ドライブの設定

元SSDよりも容量が大きいSSDにクローンを作成した場合,パーティションの再設定を行うと良いです.この設定を行わないと,元のSSDの容量までしか使えません.以下,私の Ubuntu 2014 での作業を行った手順を示します.

  1. パーティション構成の確認
    $ df -h
    $ ls blk
  2. パーティションの拡張 (parted 使用)
    1. parted 起動
      $ sudo parted /dev/sda
    2. 拡張パーティション(sda2)の拡張
      (parted) resizepart 2
      End?  [120GB]? 100%
    3. 拡張パーティション(sda2)の拡張
      (parted) resizepart 5
      End?  [120GB]? 100%
    4. parted 終了
      (parted)  quit
  3. LVM構成の拡張
    1. 物理ボリューム(PV)の拡張
      $ sudo pvresize /dev/sda5
    2. 論理ボリューム(LV)の拡張 s
      $ udo lvextend -l +100%FREE /dev/www2/root
    3. ファイルシステムの拡張
      $ sudo resize2fs /dev/www2/root
    4. 結果確認
      $ df -h
      拡張後のサイズになっている.
  4. fstabの確認 (必要に応じて)
    $ sudo blkid
    $ cat /etc/fstab
    UUIDが一致していれば問題なし.

ページ作成情報

参考資料

  1. ChatGPT

更新履歴

2025年05月23日 ページの新規作成


no counter