Yamamoto's Laboratory
講義ノート2006年度3E 実験実習 → コンピューターリテラシー教育(word 褊)

Microsfot Word

目次

  1. Wordについて
  2. レポート作成の練習

Wordについて

Wordは,Microsoft社のワードプロセッサーである.世界中で使われており,現在のde facto standard(事実上の標準)と言っても差し支いない.ビジネスの分野ではもちろんのこと,技術系のレポート作成にもしばしば使われる.実験実習のレポートの作成にも大いに利用してもらいたい.

秋田高専の学生用の全てのパソコンにインストールされている.そのため,どこでも,Wordで作成したファイルは編集可能である.wordの使用方法を学びながら,レポートを事前に作成すると良い.

レポート作成の練習

練習課題

実験指導書を見て,「CR回路の周波数応答」の

  1. 目的
  2. 原理の式(1)まで

を,以下の指示に従い文書を作成すること.見本は, 図1である.Word の使い方は,この図の次に書いてある.

図1:作成する文書の例

表紙の作成

表紙は,ダウンロードしたファイルを利用する.そして,必要事項を記入する.

  1. 私のwebページから,表紙をダウンロードする.
  2. 表紙を書き直す.実験題目を「CR回路の周波数応答」にする.学籍番号を名前を書 き直す.
  3. 保存を行う.メニューのファイルの上書き保存を選択すると,保存ができる.

文章と数式の作成

準備

先ほどの表紙のファイルの2ページ目から,本文を書きはじめる.そのために,2ペー ジ目を用意する

  1. 表紙のファイルの最も下の行にカーソルを移動させる.
  2. メニューから改ページを選ぶ.すると,改ページのウィンドウが表 れるので,カーソルの位置への挿入の改ページをチェックして, OKボタンを押す.
  3. すると,2ページ目(ページ番号1)が表れる.2ページ目から本文を 書く.

文章の作成

指導書を見ながら文章を作成する.美しくしあげるために,フォントやインデントを 上手に使うこと.

フォント設定
  1. フォントを変更したいテキストを選択して,ツールバーからフォントを選択する.
  2. 同様にして,ツールバーからフォントサイズを選択する.
  3. フォントサイズを設定する右側に,B I U は,それぞれ太文字(Bold),斜体(Italic),下線付き文字(Under line)を表す.本日の例では,使わない.
字下げ(インデントの設定)
  1. 字下げの設定したいパラグラフを選択する.
  2. 行頭のインデントを設定する.
  3. 2行目以降のインデントを設定する.

数式の書き方

数式エディターでの入力
  1. 数式を書きたい位置に,カーソルを移動させる.インデントを調整するのが良いだろう.
  2. メニューの挿入から,オブジェクトを選択する.
  3. そうすると,オブジェクトの挿入というウインドウが現れるので,新規作成の中の Microsoft 数式 3.0 を選択して,OK ボタンを押す.そうすると,数式のパレットが現れる.
  4. 図1の数式を作成する.まずは,VRと書く.そして,Rを選択し数式パレットから下付文字に変更を選択する.すると,Rは下付文字に変更される.
  5. 右矢印でカーソルを動かした後,= を入れる.
  6. 分数は,数式パレットから分数を選択する.そうすると,分数が書けるようになる
  7. 分子に,i を書く.
  8. ギリシャ文字のωは数式パレットから 選択する.クリックするとωが書かれる
  9. CR を書く.
  10. マウスで分母をクリックして,カーソルを分母へ移動させる.
  11. 分子同様に,分母を記述する.
  12. キーボードの右矢印を押すか,マウスで分数の右側をクリックするかして,分数から抜ける.
  13. V を書いて1行目の式は終わり.
  14. キーボードの Enter キーを押して,式の2行目に移る
  15. 1行目同様に式を記述し,2行目の式を完成させる.
  16. 1行目と2行目の式を等号でそろえる.メニューの書式の等号揃えを選択すると,きれいに式がそろう
  17. 数式とは異なる部分をクリックすれば数式挿入モードから抜けられる.
式番号の書き方
  1. 式と同一行で,式番号を書きたいところにタブ を設定する.
  2. キーボードの Tab キーを押して,カーソルを移動させる.そして,式番号 を書けば完了である.

表作成

次のステップは,Excelを使った表作成を行う.Excelを使ったデータ整理のページへ進むこと.

Excelの表の貼り付け

wordに先ほど作成したExcelの表を貼り付ける.

  1. 表は新しいページに書く.
    1. 最も下の行にカーソルを移動させる.
    2. メニューから改ページを選ぶ.
    3. すると,改ページのウィンドウが表れるので,カーソルの位置への挿入の改ページをチェックして, OKボタンを押す.
  2. Excelの表のうち,Wordに貼り付ける部分を選 択する.
  3. 選択した部分をクリップボードにコピーするために,編集のコピーを選択する.
  4. Wordのメニューの編集の貼り付けを選ぶ. すると,Wordに表がコピーされる.
  5. 表のサイズが大きいので,罫線を選び調整する
  6. 最終的には,このように仕上げる

表が完成したら,Ngraphでグラフを作成する.

Ngraphのグラフの貼り付け

wordに先ほど作成したNgraphのグラフを貼り付ける.

  1. 表は新しいページに書く.
    1. 最も下の行にカーソルを移動させる.
    2. メニューから改ページを選ぶ.
    3. すると,改ページのウィンドウが表れるので,カーソルの位置への挿入の改ページをチェックして,OKボタンを押す.
  2. Wordのメニューの編集から,貼り付けを選択する.すると,クリップボードにグラフが貼り付けられる.

グラフが完成したら,Visioで回路図を作成する.

Visioの図の貼り付け

wordに先ほど作成したvisioの図を貼り付ける.

  1. wordのメニューの[挿入]→[図]→[ファイルから]を選択する.
  2. すると図のファイルを選択するダイアログがあらわれるので,ファイルを選択する. そして,挿入ボタンを押すと,図が word 文章中に挿入できる.


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