ANSYS
電磁石
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ANSYS電磁石解析三次元CAD Autodesk InventorとANSYSを用いて,磁場解析を行う場合の覚え書きです. 目次モデルの作成3次元CADでモデルを作成します.私は,Autodesk Inventor を使っています.ANSYSのDesignModelerでもモデルの作成はできますが,3次元CADを用意した方が良いでしょう.モデル作成時の操作性は,CADソフトウェアーの法が優れていると感じています.ただ,電磁石みたいに比較的単純な構造であれば,DesignModelerで十分でしょう.私の場合,電磁石の他に複雑な構造の計算も行いますので,3次元CADとの連携で作業を進めています. モデルを作成したならば,ツールバーの ANSYS 11.0→Workbench をクリックします.そうすると,ANSYS Workbench が起動します.現在CADで表示しているモデルが表示されますので,それを選択して,CADジオメトリタスク→DesignModelrアイコン(緑の丸の中にDM)横の新規ジオメトリをクリックする.すると,DesignModelerが起動します. もちろん,CADデータを一度保存して,ANSYS Workbench → DesignModelerを起動して,CADのモデルを読み込むこともできます. DesignModelerDesignModelerでは,空気層とコイルの作成を行います.これらは,CADソフトウェアーでは作成できませんので DesignModeler の仕事になります. CADデータの取り込みCADのデータを取り込みます.先に述べたCAD経由でDesignModelerを起動した場合は,次のようにします.
一方,CADを経由しないで,ANSYS Workbench →DesignModelerを起動した場合は,次のようにします.
もちろん,DesignModelerでモデルを作成する場合は,これらの作業は不要です. コイルの作成コイルの部分は,DesignModelerで作成しなくてはなりません.CADデータをコイルに変換することはできません.コイルの作成手順は,以下の通りです.
空気層の作成磁場解析では,磁石の構造の他,空気層の部分も解析する必要があります.空気層の部分の電磁場も解析しなくてはなりません.そのため,空気層の部分もメッシュを作成する必要があり,その領域はユーザーが決めます.
Simulationページ作成情報参考資料
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