これで、すべての準備が整った。電磁気学でよく使われる3つの座標系の微分を求めよう。
それぞれの座標系とそのスケール因子は、表1に示している。微
分は、式(34)と(42)、(50)を使う。
カーテシアン座標系では、通常、単位ベクトルには
が使われる。
そして、この座標系のスケール因子を使うと、微分は以下のようになる。
円柱座標系での単位ベクトルを
とする。そして、この座標系のスケール因子を使うと、微分は以下のよう
になる。
極座標系の単位ベクトルを
とする。そして、この座標系のスケール因子
を使うと、微分は以下のよう
になる。
ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成20年3月24日