Lesson
11.Display
Appendix
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Lesson 11Display/Delay Routinesモニターの遅延とディスプレイルーチンElenco Electronics社のコンピュータートレーニングボード MICRO-MASTER MM-8000 の Lesson 11 に関するメモです(参照:MM-8000のマニュアルのLesson 11),ディレイとディスプレイのルーチンについて,学習します. 目次LESSON 11プログラム2のために,モニタープログラムに遅延とディプレイセクションがプログラム1に追加されます.プログラム2のフローチャートを以下の図に示します.プログラムセクションを結合するために,プログラム1のアドレス0074のHLT命令はプログラム2のアドレス0074のJMP命令に置き換えられます(参照:Appendix 1).
DELAY SECTION
ディレイ(遅延)セクションは,RAMの 80EC — 80F9 にあります.これは,プログラム 1 により ROM から RAM にコピーされた 36 バイトの一部です.表 2 にディレイセクションのフローチャートを示します.最初に,HL レジスターに遅延定数をロードします.次に,L レジスターをデクリメント(-1)とゼロチェックを繰り返し実施します(Step 11A-2, 11A-3).L レジスターがゼロになると,H レジスターを一度デクリメントし,L レジスターを再びゼロまでデクリメントします.H レジスターがゼロになると,ディレイは完了します. DISPLAY SECTIONディスプレイセクションは,ROMの 0077 — 00A4 にあります.RAM の 80FA — 80FE に,パラメーター MODE L と MODE H,DDA,DAL,DAH が格納されています.表 1 に示すこれらのパラメーターの初期値は,プログラムの開始時に ROM から RAM にコピーされます.Lesson 4 に示したとおり,ポート B のデータ出力は,ディスプレイ 1 (左側)とディスプレイ 2 (右側)に接続されています.ポート C のビット 0 は,データを表示するディスプレイを制御します.同時に二つのディスプレイを表示することはできません,モニタープログラムは,右のディスプレイにあるバイトのローオーダービット(0—3)を,右のディスプレイにハイオーダービット(4—7)を表示する.モニターのディスプレイセクションはポートCに出力し,ディスプレイに表示する数字を調べる.ポートBのデータは次のデータを表示するために変えられ,ポート C のビット 0 はそのデータを表示するために設定される.図 1 に示すとおり,プログラム 2 は遅延とディスプレイの 1 と 2 を入れ替えを繰り返します.これを早く繰り返すと,両方のディスプレイが同時に表示されているようにみえる.
たとえば,小数点を点灯させて数字の 9(二進数: 1001)を表示させる場合,ビットパターン 0011 000 をポート B に出力する必要があります.1001 から 0011 0000 に変換するために,Appendix 1 に示すパターン表を使う.小数点を点灯させて 0&mdashF を表示させるために,0040—004F のビットパターンが必要です.先の小数点を伴った 9 を表示するために,その 9 にベースアドレ 0040 にその 9 を加え,0049 が得られる.アドレス 0049 のビットパターンをポート B に出力する. 小数点を表示させない場合,ポートBに出力する前にビット 0 を 1 にします.このために,ビット 0 が 1 となる AL モードとディスプレイ 2 あるいは AL モードとディスプレイ 1 を除いたすべてのコンディションでビット 0 が 1 を.ビット 1—7 はゼロです(参照: Appendix 2 の図1のd).小数点バイトは,出力される前にパターンテーブルと統合される.図3にディスプレイセクションのフローチャートを示します.
PROCEDURECHANGE OF DELAY CONSTANTSETTING AL MODESETTING AH MODECHANGE THE PATTERN TABLERESTOREページ作成情報参考資料
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