Ubuntu
14.04
日本語 Remix モバイル
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Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix設定 (再インストール)Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix を再インストールした時のメモです. 目次インストールの方法雑誌の付録の DVD を使ってインストールしました[1].極めてお手軽です. デスクトップの設定 (Metacity-Motif)これまでにいろいろなデスクトップを見ましたが,CDEが最も美しいと感じました.このような感じです.また,Macintosh OS ver 7.X や Motif も落ち着いて良い感じです.その一方,近頃のデスクトップは派手すぎで,違和感があります.ubuntu 14.04 の unity に至っては,「何が良いのか?」 — さっぱり分かりません.そのため,私はクラッシックな Matacity-Motif を使っています.ここでは,そのインストール方法を示します. インストールクラッシックな環境まずは,クラッシクなデスクトップを使うために,以下をインストールします. $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install gnome-session-fallback GNOME 設定ツールGNOME の設定ツールである gnome-tweak-tool をインストールします. $ sudo apt-get install gnome-tweak-tool テーマ (Metacity-Motif)
カラーテーマRAVEfinity(Open Source Design Project) の Download Ambiance & Radiance Colors のページに示されている Ambiance と Radiance に様々な色のテーマをインストールします. $ sudo add-apt-repository ppa:ravefinity-project/ppa $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install ambiance-colors radiance-colors 設定インストールが完了したら,一度ログアウトします.ログイン画面が現れますので,足跡マークをクリックすると「デスクトップ環境を選択してください」と表示されるので,GNOME Flashback(Metacity)を選択します.そして,ログインします.すると,Metacity で,Ubuntu で起動します.起動後に,Metacity の詳細設定を行います.
この設定が反映された Ubuntu のデスクトップを図1に示します.シンプルでかっこ良いと思いますが…
システムの設定Happy Hacking Keyboard 設定Happy Hacking Keyboard Professional 2 Type-S (以降,HHK) の英語配列キーボードを購入しました(参考).自分の好みのキーボドにするためには,ちょっとした設定が必要です. 本体の DIP スイッチまずは,キーボード背面の DIP スイッチを設定します.私は [Delete] キーよりも [BS] を多用しますので,それを入れ替えます.DIP スイッチの 3 (SW3) を ON (上に) にします.その他は,OFF です.これは私の好みなので,読者は適当に設定してください.
Ubuntu への登録以下のコマンドを実行することで Ubuntu に HHK キーボードを登録します. $ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration 私の設定は以下のとおりです.
キー配列の変更デフォルト設定では,左右のメタキー (◇) が Muhenkan と Henkan_Mode になっています.こんなキーは使わないので,元のメタキーに戻します.せっかくの英語キーボードなので,こんな野暮ったいキーは変更です.
キーアサインは,コマンド「xev」で確認できます.これを実行すると,event tester というウインドウが開きますので,そこでキーを押すとキーコードやキーシンボルを調べることができます.
メタキーが問題なんで,xev で左右のメタキーの詳細を調べます.すると左のメタキーは「keycode 102 (keysym 0xff22, Muhenkan)」,右は「keycode 100 (keysym 0xff23, Henkan_Mode)」となっていることがわかります.これでキーボードのキーと (キーコード, キーシンボル) の対応がわかります.システムのキーコードとキーシンボルの関係は,コマンド「xmodmap -pke」で調べることもできます.修飾キーは,コマンド「xmodmap」です. キーコードとキーシンボルとの関係は,ファイル「~/.Xmodmap」に記述します. keycode 102 = Meta_L keycode 100 = Meta_R そして,以下のコマンドで設定を反映させます.~/.bashrc などにこのコマンドを記述すると起動時に設定が反映されます. $ xmodmap ~/.Xmodmap Synergyひとつの机で複数のPCを使っている場合,キーボードとマウスが共用できる Synergy が便利です.一組のキーボードとマウスで,複数の PC を操作することができます.Linux と Windows,Mac のように異なった OS 間でも,共用が可能です. インストールここでは Synergy 2 Pro の設定方法を示します.これは有料ですが,とても高機能です.まずはクレジットカードなどを使い支払いを済ませる必要があります.支払い後のインストール方法は,以下のとおりです.
ここでエラーが出る.ちょっと根が深そうです. samba クライアント設定自宅の WEB サーバー(192.168.1.81)の「/home/yamamoto」を「~/www_server/yamamoto」にマウントしますす.samba の設定は「自宅サーバー(ubuntu server Samba)」を参照ください. 準備cifs を samba のクライアントとして使います.そのため,cifs-utils をインストールします. $ sudo apt-get install cifs-utils マウントポイントをホームディレクトリー直下の www_server とします.マウントポイント用のディレクトリーを作成が必要です. $ mkdir www_server $ cd www_server $ mkdir yamamoto テンポラリー接続これで,サーバー(192.168.1.81)の「/home/yamamoto」がクライアントの「~/www_server/」にマウントできます.テンポラリーにマウントするコマンドは,次のとおりです. $ cd $ sudo mount -t cifs -o user=yamamoto //192.168.1.81/yamamoto www_server/yamamoto/ Password: パスワードを入れる 起動時にマウント毎回手動でマウントするのもやっかいなので,起動時にマウントするようにします.以下を「/etc/fstab」に追記します.再起動すると,「//192.168.1.81/yamamoto」を「/home/yamamoto/www_server_yamamoto/」にマウントします. //192.168.1.81/yamamoto /home/yamamoto/www_server/yamamoto/ cifs uid=yamamoto,username=yamamoto,password=パスワード,rw 0 0 アンマウント必要ないとは思いますが,アンマウントしたい場合は,以下のようにします. $ sudo umount ~/www_server/yamamoto Windows の共有ファイル理由は分かりませんが,Ubuntu のメニューの 4のように,「要求された場所にアクセスできません.サーバーからの共有リストを取得できませんでした:接続がタイムアウトされました」と表示されるようになってしまいました. > > > をクリックしても,Windewos の共有フォルダーが見えなくなりました.図
何か,設定に問題がありそうですが,調べるのも面倒です.間に合わせですが,次のようにして,Windows のフォルダーを共有します.Ubuntu のメニューの > を選択します.すると,ダイアログ「サーバーへ接続」が現れますので,サーバーアドレス「smb://192.168.1.62/」とタイプします.そして, をクリックします.すると,Windows のフォルダーが見えるはずです.様々な設定
サーバー設定samba私は,Windows と Linux(Ubuntu) の2つの OS を複数の PC で使っています.これらの間でのデータの共有が問題になります.今のところの解決策は,Ubuntu の Samba サーバーを使ったファイル共有です. インストール以下のコマンドで,インストールできます. $ sudo apt-get install samba 私のシステムにインストールされたバージョンは,「Version 4.1.6-Ubuntu」のようです.コマンド「sudo smbd -V」でバージョンを調べることができます. 設定設定パラメーターは,/etc/samba/smb.conf に記述します.デフォルトのファイルに説明が書かれていますが,英文なのでいまいち分かり難いにくいです. [global] workgroup = YAMAMOTO server string = %h server (Samba, Ubuntu) dns proxy = no interfaces = 127.0.0.0/8 eth0 dos charset = CP932 unix charset = UTF-8 bind interfaces only = yes log file = /var/log/samba/log.%m max log size = 1000 syslog = 0 # security = user encrypt passwords = yes passdb backend = tdbsam obey pam restrictions = yes unix password sync = yes passwd program = /usr/bin/passwd %u passwd chat = *Enter\snew\s*\spassword:* %n\n *Retype\snew\s*\spassword:* %n\n *password\supdated\ssuccessfully* . pam password change = yes # usershare allow guests = no map to guest = Never # hosts allow = 127.0.0.0/8 192.168.1.61 192.168.1.62 192.168.1.67 hosts deny = all # [yamamoto] path = /home/yamamoto browseable = yes read only = no writeable = yes guest ok = no create mask = 0644 directory mask = 0755 ユーザーの追加最後にユーザーを追加します. $ sudo pdbedit -a -u yamamoto パスワードが聞かれますので,適当に答えます. ランレベルの設定自動的に samba を起動させるために,ランレベルの設定を行います.ランレベルの設定のために,sysv-rc-conf をインストールします.インストールコマンドは,「 sudo apt-get install sysv-rc-conf」です.インストール後,コマンド「 sudo sysv-rc-conf」で起動します.そして,以下のようにランレベル 2, 3, 4, 5 で起動するように設定します.h ボタンを押すとヘルプが起動しますので,操作方法がわかります. ┌ SysV Runlevel Config -: stop service =/+: start service h: help q: quit ┐ │ │ │ service 1 2 3 4 5 0 6 S │ │ ---------------------------------------------------------------------------- │ │ nmbd [ ] [X] [X] [X] [X] [ ] [ ] [ ] │ │ samba [ ] [X] [X] [X] [X] [ ] [ ] [ ] │ │ smbd [ ] [X] [X] [X] [X] [ ] [ ] [ ] │ │ │ └──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │ Use the arrow keys or mouse to move around. ^n: next pg ^p: prev pg │ │ space: toggle service on / off │ └──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘ クライアント側クライアント側の設定は,samba クライアントの再設定やクライアント側の設定を参考にしました. エラー発生PC を再起動すると,外部の windows や Linux から接続できなくなりました.smbd や nmbd は起動しています.smbd を再起動すると,接続可能になります.原因をネットで探すと,同じ症状の報告を見つけました.そこに書かれている対策に従い「/etc/init/smbd.conf」を修正します.赤字部分を追加します. description "SMB/CIFS File Server" author "Steve Langasek 日本語関係私は,ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix の再インストールに伴い,日本語変換を ATOK から Mozc に乗り換えることにしました.ATOK の漢字変換の精度はすばらしいですが,再インストールするのが面倒になってきたからです.mozc の日本語変換精度もまずまず良いので,ストレスなく文章が書けそうです.私の日本語環境は,日本語変換システム (IME: Input Method Engine) は「Mozc」,キーボード入力システム (IM: Input Method) は「fcitx」,エディターは「Emacs」を使っています.ただし,Emacs のみ,IM は emacsmozc です. ATOK X3 辞書を Mozc にインポート長年 ATOK X3 を使ってきたので,その辞書がたまっています.せっかくなので,それを Mozc にインポートします.まずは,ATOKX の辞書ツールでテキストに変換します.
次に,テキストに変換された ATOK X3 のユーザー辞書を Mozc で読み込みます.
日本語 IME が変わっても,長年使ってきた辞書ファイルがそのまま使えるのは良いですね. Mozc で Emacsここでは,Emacs で Mozc を使うための設定を示します.まずは,Emacs のバージョンを確認します.Emacs を起動した状態で「M-x emacs-vesion」とタイプします.私が使っているバージョンは「GNU Emacs 24.3.1 (x86_64-pc-linux-gnu, GTK+ Version 3.10.7) of 2014-03-08 on lamiak, modified by Debian」です.以下は,この Emacs についての設定です. 設定理由は分かりませんが,fcitx などの IM (XIM?)を使うと,Emacs 上で日本語のインライン変換ができません (?).そこで,インライン変換が可能な emacs-mozc をインストールします. $ sudo apt-get install emacs-mozc Emacs で emacs-mozc を使うために,Emacs の初期設定ファイル「~/.emacs.d/init.el」に以下の記述を追加します.ただし,「 ~/.emacs」あるいは「~/.emacs.el」を使っている場合は,これらに記述します.要するに,優先度の高い初期設定ファイルに記述しなくてはならないということです, (require 'mozc)(set-language-environment "Japanese") (setq default-input-method "japanese-mozc") この設定が反映されると,Emacs 上でキー[Control]+[\] を押すことで日本語入力の On/Off ができます.しかし,このままでは,XIM の起動も可能なので,厄介なことが起きます.XIM では,インライン変換できません.そこで,Emacs では XIM の起動を抑制するために,「~/.Xresources」に以下を記述します. emacs.useXIM:false この設定は,システムを再起動しても反映されません.この設定を反映させるためには,以下のコマンドを実行する必要があります. $ xrdb ~/.Xresources システム再起動後,Emacs では [Control]+[\] でのみ emacs-mozc の IM が On/Off します.私の場合,Macintosh の漢字トーク 6.x の時代から []+[] に指が慣れているで,初期設定ファイル「~/.emacs.d/init.el」に以下を追加します. (global-set-key (kbd "S-SPC") 'toggle-input-method) (add-hook 'mozc-mode-hook (lambda() (define-key mozc-mode-map (kbd "S-SPC") 'toggle-input-method))) この設定により,Emacs 上ではキー[]+[]で日本語変換の On/Off ができます.以上で設定は完了です. まとめここで示した設定を行うことにより,Emacs 上で次のことができるようになりました.
Mozc の設定Mozc を使いやすくするために,以下の設定を行っています.
アプリケーションのインストールLaTeXLaTeX も texlive に移行します.すでに,texlive の人は以下の操作は不要でしょう. texlive をインストールするためには,まずこれまでの TeX システムをアンインストールします.Synaptic パッケージマネージャを使うと簡単です.次に texlive をインストールします. $ sudo apt-get install texlive そして,日本語環境をインストールします. $ sudo apt-get install texlive-lang-cjk アップデートアップデートの時に,「リポジトリ情報のダウンロードに失敗しました」とダイアログが表示されることが有ります (図6).この場合は,以下のコマンドを実行します. $ sudo rm -vf /var/lib/apt/lists/* $ sudo apt-get update
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