ブログブログとは

はじめに

このページでは，「ブログは何か?」という問いに答えます．

ブログという言葉は，今や誰でもが知っています．そして，日常生活でも頻繁に使われています．しかし，誤った使われ方をされていることが多く，「分かってないなー」と思うこともしばしばあります．特に多い誤りは，「個人が作成する web サイトをブログという」というものです．確かに，個人が作成する WEB サイトはブログで作成したものが多いですが，ブログを使わないサイトもあります．例えば，あなたが今見ているこのページはブログではありません．

ブログとは

を言います．「専用のツールって何? そんなもの使っていない」と感じる人もいるでしょう．ここ「ページのソース」をクリックすると，このページを表示するためのデータ(html ソース)が表示されます．何やらわけのわからない呪文(コマンド)がいろいろ書かれています．専用のツールを使わないと，これをすべて記述する必要があります．そんなことができる人は限られているので，専用のツールが考えられました．そこで，文書を書き，図を指定すれば，この html ソースを自動的に作成します．これがブログです．

専門用語などの説明

このサイトでは，初心者を対象にしたブログサイトの構築方法を示します．専門用語も使いますので，最初に大雑把な説明をします．初心者向けなので，正確な説明よりもイメージをつかむことを優先します．そのため，専門家から見ると「ちょっといい加減すぎるんじゃないの」とツッコミが入る余地は残ります．その点は容赦願います．

ブログとは

なにができるの?

ブログを使うと，誰でもが容易に web を使い世界に向かって情報の発信ができます．あなたが書いた記事を，世界中の人が読むことができます．

英語で書くと「blog」ですが，元々は「weblog」(ウェブログ)です．これは，Web の Log(記録)のことです．ブログの初期は筆者の個人的な日記のようなもので，雑多なことが時系列で書かれました．現在では，システムが進化し，かなり本格的な記事もブログで書かれています．日記から記事を配信するものに変化したと言えます．

記事のみならず，同時に広告も配信することもできます．そして，広告料がもらえます．テレビ局を持って，それを運営しているようなものです．

なにをしているのか?

ブログのプログラム (システム) は，ユーザーが作成した記事を web で流せるようにします．コンピューター(ブラウザ)は，ユーザーが作成した記事そのままでは理解することができません．人間が分かる記事から，コンピューター処理に適した形に，変換します．

専門的なことを言うと，コンピューター (正確にはブラウザ) が理解できる web のデータは， HyperText Markup Language (HTML) で書かれなくてはなりません．これはプログラミング言語とよく似ています．この HTML を使って web 上の文書を作成するためには，ある程度のスキルが必要になります．そうすると，web 上で情報発信をするのは限られた一部の変態オタクくらいになってしまいます．それではまずいのでブログという仕組みが発明されました．ワープロを書く感覚で，web 上で文書の作成ができます．例えるならば，HTML を使って文書を作成するのはプログラミングで，ブログを使うのはワープロです．

ブログの実態は，サーバー上でブログのプログラム (例: WordPress) とユーザーが作成したデータです．このデータを，プログラムがHTMLという言語に変換します．どこかのブログのページを開き，右クリックして，「ページのソースを表示」を選択すると HTML のソースを見ることができます．

ブログは何をしているのでしょうか? 大雑把に言って，以下の機能があります．

1. web のブラウザを通して，ユーザー

ページ作成情報

参考資料

更新履歴

last update:2021/10/14 22:09:11