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準備

Google のアカウントを持っていない人は,以下のようにしてアカウントを作成します.

  1. Google のサイトへ移動します.
  2. 右上のログインをクリックします.
  3. ログイン画面が現れます.そして,「アカウントを作成」をクリックします.
  4. アカウント作成の画面が現れますので,名前とユーザー名,パスワードを入力します.
  5. 携帯電話番号とメールアドレスを入力します.片方でも良いですし,入力しなくても大丈夫です.
  6. 画面「アカウントの確認を行ってください」が現れます.携帯電話のメールアドレスを入力します.コードの受取方法: テキストメッセージ (携帯電話のメール) を選択します.次へをクリックします.
  7. メールが送られてきます.確認コードを確認します.
  8. 画面「アカウントの確認を行ってください」が現れますので,確認コードを入力します.
  9. 画面「ようこそ!」が現れますので,開始するをクリックします.

以上で,Google のアカウント (メールアドレス) が得られます.

Google マップ

WEBサイトやブログに地図を載せる場合,Google マップは重宝します.ここでは単なる地図とルート付きの地図の作成方法を示します.

地図をWEBサイト/ブログに掲載

WEBサイトやブログに Google マップ (地図) を載せるのは,簡単です.以下に,具体的な手順を示します.

  1. google マップを開きます.
  2. 地図として掲載したい場所を,Google マップで上で表示させます.(参照:1)
  3. メニュー(左の横三本の線)をクリックし,「地図を共有または埋め込む」を選択します.(参照:2)
  4. ダイアログ「共有」が現れますので,「地図を埋め込む」をクリックします.(参照:3)
  5. 地図が現れます.メッセージ「この地図は自分専用です」が表示されます.邪魔であれば,× をクリックして消すことができます.(参照:4)
  6. 「HTML をコピー」をクリックすると,Google マップで地図を表示するためのHTMLのソースがコピーされます.また,地図のサイズ(小, 中, 大, カスタムサイズ)の選択も可能です.(参照:5)

以上で,Google マップを使った地図の表示の HTML ソースが得られます.そのソースを WEB サイトやブログに貼り付けると,地図が表示されます.

図1: 地図の表示

図2: メニュー

図3: 埋め込む

図4: 地図の表示

図5: HTMLコピー

以下が貼り付けた地図です.

Google マップを使い作成された地図 (サイズ:小)

ルート付き地図をWEBサイト/ブログに掲載

先の例は,ただ単に地図 (Google map) を載せるだけです.Google map を使うと道順を示すことができます.

  1. google マップを開きます.
  2. 地図として掲載したい場所を,Google マップで上で表示させます.(参照:6)
  3. 道案内を作成するには,ルートをクリックします.(参照:7)
  4. 移動手段を選択します.(参照:8)
  5. 最初,出発点は現在地です.それを選択し,削除 (Delete) します.(参照:9)
  6. 目的地をクリックします.(参照:11)
  7. 目的地を追加すると,それまでの目的地が経由地になります.
  8. ルートを修正します.ルートは二種類の丸い点 (水色と中心が白色) で表示されます.白色の方を移動させて,ルートを修正します.(参照:12)
  9. メニュー(左の横三本の線)をクリックし,「地図を共有または埋め込む」を選択します.(参照:13)
  10. ダイアログ「共有」が現れますので,「地図を埋め込む」をクリックします.(参照:14)
  11. 地図が現れます.メッセージ「この地図は自分専用です」が表示されます.邪魔であれば,× をクリックして消すことができます.
  12. 「HTML をコピー」をクリックすると,Google マップで地図を表示するためのHTMLのソースがコピーされます.また,地図のサイズ(小, 中, 大, カスタムサイズ)の選択も可能です.(参照:15)

以上で,Google マップを使った地図の表示の HTML ソースが得られます.そのソースを WEB サイトやブログに貼り付けると,ルート (道案内) 付き地図が表示されます.

図6: 地図の表示

図7: ルート

図8: 移動手段

図9: 出発点削除

図10: 出発点設定

図11: 目的地設定

図12: ルート修正

図13: メニュー

図14: 埋め込む

図15: HTML

以下が貼り付けた地図です.

Google マップを使い作成されたルート付きの地図 (サイズ:小)

領域指定/ルート指定地図をWEBサイト/ブログに掲載

Google map に様々な装飾を施し,WEB サイトに表示させることができます.

HTML ソースコードの作成

地図 (Google map) に領域を示します.面積のある場所を示すために使います.

  1. google のアカウントにログインします.
  2. 右上の Google アプリ () をクリックします.
  3. マップ () をクリックします.
  4. そして,メニュー () > マイプレイス () を選択します.
  5. マイマップを選択し,「地図を作成」をクリックします (図16).
  6. ボタン: +新しい地図を作成 をクリックします.理由は不明ですが,このボタンが表示されないで,次の画面になることがあります.
  7. 「無題の地図」をクリックし,地図に名前を付けます.そして「無題のレイヤ」もクリックして,レイヤに名前を付けます (図17).
  8. 領域やラインを描きたい場所を表示させます.
  9. ラインを描画 () をクリックし「ラインやシェイプを追加」を選択します.
  10. クリックをして領域を選択します.最初の点に戻りダブルクリックすると,ポリゴン (多角形) が出来上がります.元に戻らないで,途中でダブルクリックするとラインになります.ポリゴンあるいはライン作成後,タイトルと説明を加えます (図18).最後に,保存 をクリックします.ポリゴン以外の作成は,以下のとおりです.
    • 最初に戻らないで,ダブルクリックするとラインになります.
    • マーカー () を選択するとマーカーの設定が可能です.
    • ルートを追加 () を選択するとルートの設定が可能です.
  11. バケツツールをクリックすると,ポリゴンやラインの色や透明度を調整することができます (図19).
  12.  共有」をクリックする.すると,ダイアログ「地図の共有」が現れます.共有の適当な項目を ON ()にします.設定が終われば,閉じる をクリックします.このデータは,Google ドライブのルートに保管されます.誤って消去しないで下さい.
  13. 地図の名前の横の三点メニュー () をクリックし (図20),「自分のサイトに埋め込む」を選択します (図21).
  14. ダイアログ「この地図を埋め込む」が現れ,HTML のソースコードが表示されます.ソースコードが選択されていますので,OK をクリックします (図22).

以上で,自分のサイトやブログに埋め込む HTML のソースコードの作成とクリップボードへのコピーが完了しました.また,作成した地図は保存されていますので,いつでも呼び出すことができます.呼び出す場合は,Google にログインしてから,Google アプリ () からマップ () を選択する必要があります.

図16: マイマップ

図17: 名前付け

図18: ポリゴン作成

図19: 色の調整

図20: メニュー選択

図21: 自分のサイト…

図22: HTMLのコピー

WEB サイトやブログに貼り付け

出来上がった HTML のソースコードは,インラインフレームで囲まれています.WEB サイトやブログに合わせて,ソースコードを挿入して下さい.

サイトマップ

googleのロボットにちゃんとサイト情報を拾ってもらうためには,サイトマップを設定した方が良い.ここでは,私がサイトマップを登録した時の手順を示します.

サイトマップの作成

ここでいうサイトマップとは,サイトに含まれるページの中で検索ロボットに収集してもらうページをリストにしたものです.ロボットによるこの収集作業をクロールと言います.サイトマップを作成すると,効率よく検索ロボットがクロールします.サイトマップを作成するプログラムはたくさんあります.また,web上で作成することもできます.自分にあったものを使うと良いでしょう.

私は,googleが提供する sitemap_gn.py というpythonのスクリプトを使いサイトマップを作成しました.このページは.その時のメモです.

  1. まずは,google-sitemap_genをダウンロードします.
  2. zipで圧縮されたファイルを,解凍します.他の圧縮であれば,適当に解凍してください.
    $ unzip sitemap_gen-1.4.zip
  3. example_config.xml を config.xml というように名前を変えてコピーする.
    $ cp example_config.xml config.xml
  4. 設定ファイル config.xml を編集します.base_urlはWEBページの先頭のページのURL,store_intoは,できあがったサイトマップファイルパスです.私は,ディレクトリーパスを指定して,サイトマップを作成しました.設定についてはGoogle Sitemap Generator 1.4 を可能な限り簡単に解説したい,フィルターについてはフィルターの設定 ~ 設定ファイル (config.xml)を参考にしました.私の設定ファイル(config.xml)は,次のとおりです.
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <site
      base_url="http://www.yamamo10.jp/yamamoto/"
      store_into="/home/yamamoto/www/sitemap.xml.gz"
      verbose="1"
      >
    
      <directory  path="/home/yamamoto/www/"    url="http://www.yamamo10.jp/yamamoto/" />
      <directory
         path="/home/yamamoto/www/"
         url="http://www.yamamo10.jp/yamamoto/"
         default_file="index.html"
      />
    
    
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.html" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.htm" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.php" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.pdf" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.c" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.cpp" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.pl" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.in" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.gp" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.xml" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.py" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.doc" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.xls" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.ppt" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.docx" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.xlsx" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.pptx" />
      <filter action="pass" type="wildcard" pattern="*.tex" />
      <filter action="drop" type="wildcard" pattern="*" /> 
    
    </site>
    
  5. サイトマップ作成に必要なファイル(sitemap_gen.pyとconfig.xml)をサーバーの適当なディレクトリーにコピーします.
  6. 設定ファイルのエラーの有無について,テストします.
    $ python sitemap_gen.py --config=config.xml --testing
  7. 設定ファイルにエラーが無ければ,サイトマップを記述したファイルを作成します.次のコマンドを実行すると,指定したディレクトリーにサイトマップ(sitemap.xml)ができあがります.
    $ python sitemap_gen.py --config=config.xml

サイトマップの登録

できあがったサイトマップは,googleに登録する必要があります.そのためには,まずgoogleのアカウントが必要です.もし,アカウントを持っていなければ,Google アカウントの作成から取得してください.

以下,サイトマップを登録する方法を示しますが,googleのアカウントは取得済みと仮定します.

  1. google ウェブマスター ツールをクリックして,ログインします.
  2. 登録するサイトの所有者であることを確認します.
    1. 追加したいサイトのURL(例えば,http://www.yamamo10.jp/yamamoto/)を入力して,[続行]ボタンをクリックします.
    2. 確認方法を選択で,メタタグを追加を選択します.
    3. 指示に従いメタタグを追加して,ファイルをアップロードします.
    4. 確認ボタンをクリックします.
  3. サイトマップを追加します.
    1. サイトマップのサイトマップを追加をクリックします.
    2. 一般的なウェブページのサイトマップの追加を選択します.
    3. サイトマップのURLを入力します.
    4. ウェブページのサイトマップを追加ボタンをクリックします.

インデックスステータス

googleのウェブマスターツールの説明によると「[インデックス ステータス] ページには、Google がクロールまたはインデックス登録できた URL の数についての統計情報が表示される」とのことです.

設定

  1. google ウェブマスター ツールをクリックして,ログインします.
  2. 複数のWEBページを持っている場合には,設定すべきページを選びます.
  3. ダッシュボードの健全性インデックスステータスを選択します.
  4. 指示に従い,接続を行います.

Google ドライブ

ディレクトリ ID とファイル ID

Google ドライブのディレクトリー (フォルダー) とファイルには ID があります.この ID を使うことにより,ディレクトリーやファイルの指定ができます.

ディレクトリー ID は,Google ドライブを開いた時に表示される URL の folders の後に表示されます(図23).

ファイル ID は,ふた通りの方法で取得できます.

  • ファイルを共有設定し得る方法です.ファイルを共有設定し.リンクを取得します.そのリンクは,
    https://drive.google.com/file/d/1aF4BdnHRhEfTI9uB_JTpiagwAIc6_NE6/view?usp=sharing
    というようになっています.この赤字の部分 (1aF4BdnHRhEfTI9uB_JTpiagwAIc6_NE6) がファイル ID です.
  • Google ドキュメントやスプレッドシートのように,Chrome で作成するファイルの場合,その URL は
    https://docs.google.com/spreadsheets/d/1mDopB4XXJQGFg598W6MQFDy6m6ILRm_y5CIWc-xFB0s/edit
    というようになっています.この赤字の部分 (1mDopB4XXJQGFg598W6MQFDy6m6ILRm_y5CIWc-xFB0s) がファイル ID です.

図23: Google ドライブのディレクトリー ID

ページ作成情報

参考資料

  1. 設定は,Google Sitemap Generator 1.4 を可能な限り簡単に解説したいを参考にした.
  2. フィルターについては,フィルターの設定 ~ 設定ファイル (config.xml)を参考にしました.
  3. サイトマップの登録方法は,サイトマップを送信するにはどうすればよいですかが詳しい.

更新履歴

2018年4月4日 Google map を使った道案内の作成方法を記載


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