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LaTeXファイルLaTeX 文書で使うソースファイル,画像ファイル,補助ファイル,生成ファイルについて説明します.長い文書を複数のファイルに分ける方法も示します. 目次ファイル構成LaTeX では,一つの文書を作るときにも複数のファイルを使います.自分で作る *.tex や *.bib のほかに,LaTeX が参照番号,目次,文献リストなどの補助ファイルを作ります.最終的な出力は,多くの場合 *.pdf です. 主な拡張子LaTeX でよく使うファイルの拡張子を以下に示します.コンパイルの方法や使用するパッケージにより,作られるファイルは変わります.
テキストファイルとバイナリーファイル*.tex,*.bib,*.sty,*.aux,*.log などの多くはテキストファイルです.内容をエディタで確認できます.一方,*.pdf,*.dvi,画像ファイル,圧縮された *.synctex.gz はバイナリーファイルです. ソースファイルは,文字コードを統一して管理します.現在は UTF-8 で保存するのが一般的です.古い文書を EUC-JP や Shift_JIS で保存している場合は,文書の先頭やエディタ設定で文字コードを明確にします. 生成ファイルの扱いLaTeX が作る補助ファイルは,原則として再生成できます.配布やバックアップでは,通常は *.tex,*.bib,画像,独自の *.sty,*.cls を残せば十分です.*.aux,*.log,*.toc,*.fls,*.fdb_latexmk などは,作業中に削除しても再コンパイルで作られます. ただし,投稿先や共同作業のルールで *.bbl の提出が求められることがあります.最終出力の *.pdf も,確認用や提出用として保存します. ソースファイルの分割長い文書では,章や節ごとに *.tex を分けると編集しやすくなります.一つの巨大なファイルを編集するより見通しがよく,複数人で分担するときにも便利です. input による分割\input は,指定したファイルの内容をその場所に読み込みます.本文の一部,表,長い数式,自作マクロなどを小さなファイルに分けるときに使います.ファイル名の拡張子 .tex は,付けても省略しても構いません. \documentclass[10pt,a4paper]{jsbook}
% プリアンブル
\begin{document}
\input{chapters/chap_01}
\input{chapters/chap_02}
\input{chapters/chap_03}
\end{document}
このときのディレクトリーツリーを図1に示します.図の赤色のファイルは root.tex に読み込むファイル,青色のファイルはコンパイルで作られるファイルです. include による分割\include も別ファイルを読み込みますが,読み込みの前後で改ページします.そのため,章ごとに分ける book や report 系の文書に向いています.各 \include ファイルには個別の *.aux が作られます. \documentclass[10pt,a4paper]{jsbook}
% プリアンブル
\includeonly{chapters/chap_01,chapters/chap_03}
\begin{document}
\include{chapters/chap_01}
\include{chapters/chap_02}
\include{chapters/chap_03}
\end{document}
\includeonly を使うと,指定したファイルだけをコンパイルできます.長い文書の一部だけを確認したいときに便利です.ただし,章番号や参照番号を正しく保つには,一度は全体をコンパイルして補助ファイルを作っておく必要があります. ページ作成情報参考資料
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